奇跡をもたらした遠隔ヒーリング

千葉県 E・Aさん

入院中である母の容態が急変したと知らせがあり、駆けつけたときには意識はありませんでした。翌日のMRIの結果は「脳梗塞」 しかも重要な太い血管の塞栓で回復は難しいだろうと言われました。突然のことで、何をどうしていいかわからず、ただ見守るしか出来ない私に告げられた医者からの言葉は「延命措置はしますか?」

もう意識は戻ることが無いのかと愕然としながら、次々に後悔の気持ちばかりが募ります。もっと優しく接してあげていればよかった。もっと旅行に連れて行ってあげればよかった。もっと話をすればよかった。
今何か言いたいことは無いのだろうか?
痛いところや辛いところは無いのだろうか?

そのときに初めてちづるさんの事が頭に浮かび、すぐ母の気持ちを聞いてみました。
ちずるさんからの返事は、「先に遠隔してみましょう。言葉を伝えるのはそれからです」と、おっしゃり ボランティアの方々にも声をかけてくださり、3日間なんと6人の方が突然の申し出にもかかわらず遠隔に参加してくださいました。私もセカンドまでの伝授は受けていたので一緒にやりました。

それから数日間、母の容態に依然変化は現れませんでしたが、私の心が変わりました。
『意識の無い状態でも、母と一緒に居られることは幸せなことだ。返事が無くても、話しかけていれば魂に届いているはず。普段どおり接しよう。この時間が持てて良かった。』
血圧を測ってくださる看護師さんや、顔を拭いてくださる看護助手さんに感謝の気持ちがあふれてきます。
『母も私も幸せだ。この時間は必要だったのだ』初めて気づきました。

遠隔をしていただいてから10日位たったある日、なんと母が目を覚ましました。
うつろながら目を開けて私を見つめます。手を握ると、握り返してきます。
奇跡です。母が戻ってきたのです。

担当の医師も、医療に携わるものとしては《奇跡》という言葉は使いたくないんだけどねえ・・・などと言いつつ、意識の回復をとても喜んでくださいました。

現在、母は右半身の麻痺と言語障害があり、栄養も点滴で補っている状態ですが体や精神の状態は良く、食べ物を飲み込む訓練やリハビリを少しずつ始められる状態にまで回復しました。ベッドの上にも座っていられるようになり、介助を受けて車椅子での院内の散歩もしています。今は5歳児程度といったところでしょうか。

生きているものすべてに意味があると思います。母がこのような状態になっても元気でいるということはまだ、やらなければならない事があるのだと考えます。それは私を鍛えるためかも知れませんし、親子の時間を取り戻すために神様が与えてくれた時間かもしれません。大事に、大切に過ごしたいと思います。遠隔をしてくださった方々に、本当に感謝しています。 遠隔療法は私のこれからを変えてくれました。      
ちづるさん、遠隔をしてくださった方々、本当にありがとうございました。

E子さんから、お母さんの言葉を伝えて欲しいとメールが来た時、ではお言葉を・・・ちょっと待てよ、お母さんは意識がないとはいえ、生きていらっしゃるのだからまず、遠隔ヒーリングをしてみよう!皆でやれば奇跡は起こるかもしれない!と思い、いろいろな方に声をかけ、6人体制で3回遠隔ヒーリングを行いました。遠隔ももちろん効果があったと思いますが、何より娘さんであるE子さんのお母さんへの意識の変化、愛が命を救ったのだと思います。諦めずに、奇跡を信じて本当によかったです♪

by Chizuru